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家具作りの仕事
・木工の教科書について
 他の記事にも書いているのですが、私は独学で家具木工の技術を身に付け事業としてやっていこうと真剣に考えていた時期がありました(結果的には職業訓練校木工科で学びました)。その独学期に参考書として木工関係の書籍や雑誌、また公的学校が使用している教科書を入手しそれを読み漁っていたのですが当時の記憶としてはいくら読んでも理解が深まらないといった印象でした。道具の名称とか木材の部位を覚える程度にはよいのですが、未経験者がプロレベルの実践的技術を書物から学ぶということはかなり難しい事だったと今は思います。わかりやすい例えとして、野球未経験の野球少年が本屋に売っている野球技術教本をいくら読んでも野球はうまくならないのと同じで、職業としての木工技術は実戦経験の中からしか身につかないものだと言って過言ではないと今は思います。

それを踏まえたうえで独学期に購入した書籍と職業訓練校で使用していた教科書などを紹介します。

〈木材加工系実技教科書〉
   
            
                                自動カンナの構造とメンテナンスに関するページ、今でも参考にしている。     

木工手道具から木工機械、機械メンテ、塗装、家具製作例に至るま図解でわかりやすく書かれています。
職業訓練校でも比較的使われていました。

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〈木工製図 木工工作法〉

こちらも職業訓練校の教科書として購入させられたものです。簡略化された絵と大量の文章で構成されていて実践的な内容ではありません。製図の方はパソコンCAD全盛の時代にいつのやり方やねんと突っ込みたくなる内容ですし、双方とも職業訓練校木工科で全く使用した記憶がありません。今更ですが使わないものを教科書として購入させるなって感じです。
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〈木工の基本工作〉
    
こちらも職業訓練校木工科の教科書で、使った記憶がないシリーズです。ピカピカです。
しかし、内容は今読んでみると意外と面白そうです。
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〈木工の基本を学ぶ〉
   
民間の職人養成で有名な「たくみ塾」監修。無垢材加工の基本的な内容が書かれています、特に鉋の仕込みや扱い、研ぎについては図と解説をもって解りやすく書かれています。雑誌全体の頁数は少ないのですが要点が盛り込まれた良い本だと思います。
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〈一生ものの木組みの家具〉
  
こちらもたくみ塾監修。本格箱物家具の製作を扱った頁もあれば、動力機械を使った加工を紹介した頁もあります。プロ向けにしては少し物足りない内容ですし、一般にはまねできないような設備による加工を紹介しているので、誰が読むねん感がありますが当時よく読んでいました。 
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〈初めての家具作り〉
   
加藤晴子さんという女性作家さんが小型キッチンテーブルを題材にその製作の様子をとても解りやすく一冊の本にまとめられています。プランニングから加工の細部に至るまで、最低限の木工機械(100v)と手道具を用いた製作内容は家具作りの面白さを伝えると同時に、一般の方にも十分理解できますし実現可能な製作プランを提案しているところに大変好感が持てます。 ハイアマチュア向け。